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年に二回、同じ路線でて実家の鳥取県に帰省します。
たいていこの季節は雪が降っていて山も家も白い雪に包まれているのですが、
今年は暖冬で降雪はなく車窓からの景色は葉の落ちた木や、朽ちた家々が目立ち
山陰の集落を眺めながら行く年末の景色はなんとも言えない寂しさがありますが、
それでも山々から立ち上る湯気は幻想的で、
あいまあいまに見える海の表情は柔らかです。

年末近くに出会ったパリに住む方に向こうの国での暮らしを聞いてみたところ
「いろんな人がいる、一見ドライなようにみえるかもしれないけど、
それぞれが事情をもっていてそれを抱えながら暮らしている」
という答えが帰ってきました。

今年は友達が引っ越したり、お店を閉めたりで少し距離ができるようなことが多かったような気がします。
いろんな事情があり、それを外にだしたり抱えたりしながら暮らしていながらも
どこかで人達がつながっていられるのは、大切にしたい記憶や思いがあるからでしょう。
携帯電話がなくても出した手紙が返ってきても、僕らはゆるくつながり束ねられている。
そう思えるように暮らしていきたいと思います。

そしらぬ顔で猫がストーブの前で丸くなり、
窓から染み出してくるような冷気が膝にくる。
実家から送られてきた餅を焼きながら新しい一年の夢を見たいと思います。

今年も宜しくお願いいたします。
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街の大きさとか山の多いあたりとか
僕の育った街に共通点をうすらぼんやりと感じて
何となく気になる県、岐阜。

去年の五月に初夏の空をLCCでひとっ飛び行って参りました。
岐阜市と多治見に訪れたのですが、
感想としては山が近く人が親切でホテルが安く、そして良い銭湯のある街。
目的は作家さんのアトリエ訪問なのですが
モーニングを食べ、鵜飼いをみて大仏を見学すると
すっかり岐阜が大好きになってお土産を買い岐路についたのです。

好きな器の定義としてぱっと思いついたのが
こざっぱりとしていて味わいがあり
料理や飲み物を手のひらで包むようなそんな器です。
作ったかたのキュートさが感じれればなおよし。

我ながら抽象的で偏った好みであるのですが
その条件をかなりの割合で満たすのが
今回、展示会をして頂く岐阜の三人でした。

沖澤さんのガラスの瀟洒で美しいゆらぎ。
柔らかさのなかにモダンな感覚のある田中さんの器。
林さんのつくりだす力強さと繊細さがせめぎ合うかたち。

たまたまなのか、それとも縁があるのか
岐阜という場所で作品を生み出す三人の作品を
この機会に楽しんで頂ければ幸いです。

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岐阜の三人展
2016年 2/11(木)〜21(日)
※2月15日はお休みします。
13:00〜21:00

沖澤康平 ガラス
林志保 陶器
田中直純 陶器

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田中直純
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沖澤康平
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林志保