今日から3月というのに、旅から帰って以来
珈琲を飲んでもストレッチをしても
いまだ思考が低速回転から抜け出さないのは
長引く寒さのせいだと思っている。
深夜の天気予報で知った、来週からまた冷えるという予報が
親との約束を反故にされた子供のような気分にさせる。

閉店してシャッターを下ろすときに
軒先のキンモクセイに新芽に引っ張られるように
枝がぐんと上に向かって伸びているの見つけた。
落胆に一縷の望みをみたような気分になって
横にあるけやきの芽という芽に目をやると
先日まで固く口をつぐんでいた枝先にかすかに緑の物体が見える。

黙っているように見えても彼らは準備は進めている
枝々のに流れるエネルギーの音が聞こえるほどはっきりと。

2杯目の珈琲を飲んだら、
いいかげん目を覚まさなくてはいけない。
春が迫っている。