今年始めにちょっとした旅のようなものに出てきました。
短い期間だったけど行き当たりばったりで、目的地が不明瞭で
怒ったり笑ったりして
きっとそれは旅のようなものだったと思う。

福岡から飛行機で雨の上海へ。
乗り継ぎで6時間待って今度は雲南省昆明。
そこで出会ったバングラディシュ人の無認可の宿に泊まる。
朝、街を散歩。瓦礫と砂埃。
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飛行機はヒマラヤを右手にネパールへ。

カトマンズは標高1750mの高地。
ネパールは電力のほとんどを水力発電にたより
そのため、モンスーンの時期以外は一日14時間、
計画停電が実施されている。

既に太陽は落ちた夜の街は
多くの商店がロウソク等を灯し
焚き火で暖をとる。
火を囲む人たちは小声で談笑し笑い
知人同士の親密な時間を過ごす。

街を徘徊しお気に入りの場所を探す。
仏塔前のお茶屋、宿の屋上、交差点にある餃子屋、エッグロール屋。
バイクと車の音と、誰かの祈り(プーシャ)と怒声と
さばかれた山羊からあがる湯気と
客引きの声と犬の鳴き声と旗のはためく音。

4泊して、飛行機。さよならカトマンズ。
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またも右手にヒマラヤ、揺れる飛行機でインド・デリーへ。
ピカピカの空港を抜けてでたメインバザールは深い霧と雑踏。
宿の部屋には大きな穴が空いている。

翌日、駅のチケット売り場で巻き舌の英語の駅員から買った切符で
西へ260km。
6:00am アジメール・シャタブデイエキスプレスは
朝の北インド平原の深い霧を進む。
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城壁の街ジャイプルは、この日凧上げまつり。
大人も子供も小さい凧を揚げる。
北の大きな砦に向かって歩いてみたり。
人の家に勝手にはいって追い出されたり。
寺院に入って追い出されてみたり。
タクシーの運転手に怒鳴ったことを後悔してみたり。
ムスリムの行進をみて日本が懐かしくなって
凧を上げてみたり。

「インドは広いね」と揚げ物屋の席でとなり合った親父に言うと
「広いように見えて何もないだけさ、宇宙と一緒だよ。ところで俺は日本人が好きだよ。」
と応えて甘い団子をおごってくれた。
僕もこの街が好になれそうだよ。
またいけるかなジャイプル、ラージャスターン州の州都、
レンガの城壁のピンクシティは砂漠の入り口の都。
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